良い営業担当者は良い住まいへの第一歩

それは大きく分けて3つあります。ひとつめは、人生の中で住宅購入が大きな一大事であることをちゃんと理解してくれているかどうかを見ることです。相手はプロですから、毎日住宅購入を検討している人に会います。そうすると、事務的になり、こちらとの温度が出てきてしまいます。契約に至るまでには、たくさんの疑問や不安が出てきます。その時の窓口は、ほとんどがこの営業担当者になるわけですから、この温度差がないことは、契約に近づくほど重要なことになっていきます。次に、キッチンなどのいろいろな設備について、自社製品をやたらと勧めてくる人には要注意です。もちろん、相手は仕事ですから気持ちはわかります。しかし、一生に一度の買い物にそう簡単に妥協はできません。その部分について理解がない、ということになります。最後に、結局これが一番重要なのかもしれませんが、その人の常識とマナーです。社会人として信用できる常識とマナーを具えていることは、こういう高価な買い物をする相手としては最低条件です。マナーは相手に配慮する行為ですから、こういう面がちゃんとできていないと、何かと不安です。常識に至っては言うまでもないことですが、他人の日々の生活に影響する住宅販売をする人にとっては、なくてはならない要素です。
ピックアップ